消費税8%がやってくる(1)

 日本に消費税が導入されてから約25年という月日が経ちました。

先日、消費税がなかった頃を知らない世代が大人になっていて驚きと同時に年月の早さにも驚いたことでした。

 

 

 さて、消費税が初めて導入されたのは1989年でした。

 

 これまで払う必要のないものを支払わなければならないとあって国民は皆、不満でしたし不安でした。今まで、子供のおこづかいを100円と決めてあげていたとしても、これから103円・・・。子供にパーセントの計算ができるのか? 大人が慣れない買い物をしなければならないなかで、100円握りしめてお菓子を買いに行っても買えなくなるのか・・・と思うと世知辛い世の中になったなぁ・・・と当時は思ったものでした。

 

 それに便乗してか、知識が追いついていってないだけなのか、小売、サービス業など、ありとあらゆる業者が値上げをしてきた。

 

 中身は本当にその値段が適当なのかどうか? 今にして思えば、それはないだろう・・・。という値上げがされていたようにも思います。

  

 実際に、駆け込み需要というものが発生し、それを見越して物価が上昇したと言われる時代背景がありました。そして消費税が導入されたとたん、需要は落ち込み、経済の流れは滞ってしまう傾向にありました。


 そんななかでバブルは崩壊しました。

 

 そして、これまでの異常とも言える景気の波は一転してしまい、まるでお祭り騒ぎの後の静けさとなってしまった。

 

 銀行は次々と破綻し、経済が立ちゆかなく成る危機感がつのった時期でもありました。

 

 家計への負担と国の経済の不安のなかで、私達は揉まれ、でも、なんとかやってゆく術を身につけながら暮らしてきて8年・・・。

 

 消費税は5%になりました。

 

 8年という年月をかけて、モノを買ったりサービスを受けると代金に消費税を乗じて支払うんですよ。というクセを身につけさせられ、慣れさせられたという表現がワタシ的にはしっくりきます。

 

 

 この頃は「また上がるの?」と言いながらも、心のなかでは『いつかまた上がるんだろうな・・・。』と予感に変えられた国の期待があったように思います・・・。

 

 ついに、「まぁ、3%より計算はしやすいよね」などど、諦めと割り切りとが混在して冷めた返答をするようにもなりました。

 

 そして2014年、いよいよ17年ぶりの増税となりました。

 

                            (続く)

 

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