消費税8%がやってくる(2)

 

 竹下内閣で導入された消費税は、8年後の1997年。橋本内閣で5%に増税されました。(決定したのは前総理の村山富市のときです)

 

 

 この頃の時代背景は、なによりバブル崩壊のあおりを受けて、土地・建物の価格の下落、銀行の倒産、雇用の悪化、賃金の値下げ・・・など、並べ立てると気分がわるくなりますね。

 

 

 バブルについて、ちょっと補足ですが、皆さんはバブル崩壊をいつだと捉えているでしょう? 一般的には1997~98年頃?の返事が多そうに思いますが、実は消費税導入の翌年の後半頃に始まったとされます。

ただ、あまりに景気がよすぎて浮かれた世の中だった為に、そのような事態が起こるとは誰も思わないし、信じたくなかったのですね。

 

 今にして思うと、私もその当時は随分と(?)バブルの恩恵に預かったのではないか?と思うのです。支店の売上がよければ海外旅行、5年の勤続年数でハワイ旅行なんて会社からいただけるモノでしたし、飲みに行けばその店のお客様が飲み代を払ってくれていたりする・・・。

(昔を回想中・・・あの頃は若かったわ・・・)

 

 今の若い方が聞くと驚くばかりのことがフツーだったんですよねぇ・・・。

 

 その時に早く気づくべきでした。ようやく事実上、不景気の波がやってきて「崩壊したんだ!」と国民皆が認識したのが、消費税5%になってから後なのです。 やはり、この間8年あるのですよね。

 

 私はその頃、子育ての最中でした。大人とはいえ社会経済もよくわからず、主婦の座にどかっと座って、毎日スーパーのチラシを比べては自転車で買い出しに行き、小さなお金の世界でやりくりに労力を傾けた時代でした。 

 

 

 社会的には先述のような不景気の波がやってきた訳ですが、その反対に? 医療の進歩が手伝って、日本人の平均寿命はどんどん伸びていきます。本来ならば、「長寿」これは喜ばしいことです。

 

 

 でも、生きていくには厳しい世の中になればなるほど切実な問題ですね。 寿命は「平均寿命」と「健康寿命」と呼ばれるものがあります。 平均寿命まで生きるまで健康でいられる年数が「健康寿命」ですから、2013年現在、その差は約7年程度・・・。すなわちこの7年の間は病気や介護が必要な状態であるということなんですね。

 そして反対に子供の数は減ってくる・・・。少子高齢化です。

 

 

 ちょっと消費税から話がそれかけていますが、結局のところ経済が下降線になっているのに、税収や社会保障など必要なお金や制度は年々、増えてきて、まさしく「お金が足りなーい!」日本な訳です。

 

 

 この頃の5%の消費税がどの程度、効果があったのでしょうか・・。

 

 

 ただ、はっきりわかったことは、国はアテにできない。そして、もう消費税制度はなくならないこと、そのうちいつかまた増税されること・・・。私達は痛いめにあって、お金との向き合い方を知るようになったのです。

 

  続く

 

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