消費税8%がやってくる(3)

前回記事はこちらから  消費税8%がやってくる(2)

 

 さて、既述のように3%導入の翌年、これまでのインフレがバブル崩壊という名前とともにやって来た訳です。

しかし、8年後に5%に増税されるまでは、このバブル経済の残り火が続いていた時代であった為に、今のデフレは想像できませんでした。

 

 ようやくその残り火が消えて、金融危機や大量リストラの時代に5%増税となった訳ですから、国民の誰もが大きな不安とやり場のない不満を持ちあわせていたことと思います。そしてそれは、生活に直結して消費行動に表れました。

 

 増税前の駆け込み需要の勢い・・・。そしてその後の需要の冷え込みは3%導入時とは比較しようもない影響が出てしまったのです。

 

 

 小売から自動車などの小さな消費から金額の張る大きな買い物まで、あらゆる業界でこの痛みを経験し、増税後の需要冷え込みの時期には限界利益で生産・販売を続けなければならない。そしてそのあおりを従業員がリストラや賃金カットなどによって受ける。

まさに誰もが苦渋を強いられることになりました。

 

 

 インフレの頃、「宵越しの金は持たない」的な使い方が一般的?だったのに対して、今度は出さないし、出せなくなってしまった。
財布の紐は締めるしかなくなったので、なおさら経済が回らないといったデフレスパイラル。

 

 こうして始まったデフレは、17年経った今なお続いているのです。


 

 

 ところで・・・こうしてエコノミストでもない私が当時を振り返りながらブログを書いているわけですが、どうも明るい話が無い!と、書きながら思っている次第なのです。 読んで下さっている方にはツラい話かもしれません。 どうして書き始めたか?は、また追々ご理解いただきたいと思います。

 

 

 こうして17年ぶりに増税を迎える訳ですが、過去の経験を踏まえつつ、デフレ脱却に向けて、これも苦渋の選択なのであれば受けて立つしかないでしょう。 諦めが生まれた97年。今度は開き直りの2014年。

 

 

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