消費税8%がやってくる(4)

前回記事はこちらから 消費税8%がやってくる(3)

   消費税というものが5%に引き上げられてから17年・・・。早いですねぇ・・・。

今の高校生が生まれた頃だったんですね。

 

 

 この17年の間に何がどう変わったとか、どんなことがあったかなど、たくさんありすぎて思い出せないほどですが、リーマン・ショックやアメリカ同時多発テロなど、世界経済に大きく影響した出来事などは、まだ記憶に新しいように思います。


 そして、雇用賃金はカットされ、物価はどんどん安くなったように思います。失業率も上がりましたね。なにより若者に働き口が無く、アルバイトをいくつも掛け持ちしている人もいて、生活は安定しません。結婚するより独身でいる人も増えました。ただし、若者の結婚観については、3年前の東北大震災によって、「絆」の意味を深く噛み締め、一人より二人・・・と、結婚を決めるカップルも増えているようです。

 

 とはいえ、私の若い頃と違っているのは、財布の紐を固く絞めて生活防衛をしている時代に生まれた世代だからでしょうか? 想像以上に現実的でシビアで驚きます。

さらには、何が大切で何を選択しなければならないのか?いわゆる価値観に大きな変化がもたらされてきたと思います。震災以降は特にそう思えます。 


 この記事は消費税や生活の話題ですから、こうした経験を経て身につけた価値観をマネーセンスにも上手にあてはめていけるといいな・・・と思う次第です。ただ、守りだけでも経済は発展しませんね。「出費のバランスを取る」というほうが馴染みが良いでしょうか・・・。

 

 消費税が上がるのは、どの世代にも厳しい現実ですね。

 税金を払うのは国民の義務ですが、日本の所得税は暦年課税制度といって、所得の多い人からは多く払うよう6段階制度になっています。 

 ところが、消費税は誰もが同じ額を支払わなければならないため所得の少ない世帯にとってはますます負担は大きくなってしまうことはもうご存知のとおりです。(これを逆進制と言います)

 

 さて、とある試算表によると年収1,000万円以上の世帯では消費税5%時の収入に対する負担率は1,7%、増税後8%では2,7%と予想されていて、その差1%。

 

 では、それとは対照的な例として、年収300万円未満の世帯ではどうかというと、消費税5%から8%になると、負担率のその差は2,3%と、高額所得世帯と比較すると倍になっています。

 

 これを金額に直すと、およそ53,000円の負担増です。大きいですね。人によっては家賃一月分、自動車税1回分、固定資産税1回分などなど、なかなかキツイ現実です。そして忘れてはならない高齢者世帯。増税は重くのしかかることになりそうです。

 

 

                         (続く)

  

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  消費税8%がやってくる(1)

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  消費税8%がやってくる(3)

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