消費税8%がやってくる(8)

前回の記事はこちら 消費税8%がやってくる(7)

 

  さて、買い走りトップ3残りは「住宅」です。

どの項目よりも負担する消費税額は大きいです。この金額あれば、新居の買い物がどれだけできることやら・・・と感じる方もいたはず。

 今年の3月はいつもに増して引越し屋さんが大忙しですが、それは住宅の引渡しが3月末までに完了すれば5%のままで良いとなっているためですね。

 

 

 以前に経過措置の話をしましたが、今回の経過措置は増税前6ヶ月以内の契約完了と決っていたので、その日は9月30日でしたし、増税決定の発表は10月に入ってからでした。 なんともならないタイミングでしたので、なおさら建売住宅やマンションに駆け込みが見られた訳ですね。

 

 

 このタイミングを逃してしまってマイホームが遠のいてしまった・・・と感じる方には、この経過措置と新しい制度や改正を利用して、10%増税前を目標に行動するといいでしょう。

 

 

 

 増税と同時に改正された制度として、まず住宅ローンの拡充があげられます。

 日本の所得税の制度には「控除」なるものがあって、家族構成や負担した公的年金保険料や私的保険料など、所得税を決める前に予めひいてくれる金額があるのはもう、ご存知のとおり。そして、その残りに税率が掛けられて税額が決定する方法になっています。(ざっくり説明しています)

 その中で”住宅ローン”控除は、上記の税額が決められてから、最後に直接、控除金額を引いてくれるという、ちょっと嬉しい制度です。 

住宅は金額が大きい為ローンを組む方がほとんどですし、金利も大変です。そのなかで最大10年間の控除はありがたい制度ですね。

 

 

 この控除を受けるためには、いくつか要件(㎡数や、年収の制限など)があるのですが、要件が揃えば、年末のローン残高の1%が10年にわたり上限200万円までを控除していただけることになっています。 それが増税後は上限400万円までとなりました。 他にもリフォームや省エネ住宅や認定長期優良住宅にもそれぞれの控除が用意されています。 もちろん、これらはいくらの家をどのように買うかで異なってきますから、やはり詳細な計算が必要といえますね。 

 

 

 また、年収別に所得の低い世帯には”住まい給付金”の給付もされることが決っています。(8%時では最高30万円給付)

 

 

 この他、新築住宅でしたら固定資産税の軽減措置や不動産取得税の特例措置など、適応期限が延長される制度もあります。

 

 

  こうした利用できる制度をすべて知ることはなかなかできないことですが、ご自身の夢を叶えるためには、日頃から必要な情報にアンテナを立てておくことも大切ですね。あとは『今がちょうどの時』とご自身で判断されて行動する。タイミングの波にいつでも乗れる準備をしておきましょう。

  

 

 続く

 

  次回は節税のススメです。

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