2015年のお金と暮らし(5)

 

 

「削っていいもの、いけないもの」


 

4つのグループが出そろったところで、このグループ順に家計の棚卸しを行い、見直していく訳です。

 

 まずは、一番に取り組んでいただきたいグループはAグループです。ここから始めましょう。

 

Aグループの特徴はすでに述べたとおりですが、このグループ内の費目は、当たり前のようにお金が出ていくので気づきにくいという欠点があります。ですから自ら見直しをしないことには全く変化しない費目です。

 

 ざっくり言ってしまえば、大きくならないように、そして大きくなったら削る、という選択が必要なところになります。 

 

 大きいか大きくないか?の境界線は平均的なモノこそ存在しますが、ここは個人や家計単位でのライフスタイルが大きくかかわってきますから、一概に、この費目は何%以内で・・・・なんて言う話はここでは無しにします。

 

 なぜならば、この部分は、真剣に「自分の家計の健康診断を受けたい!」と、ご相談に来られる方の特権ですからね。

 

 たとえ家族構成や所得が全く同じだったとしても、家計は二つとして同じものは存在しないんです。だから皆さん、ウチお家計はこれでいいの? どこをやりくりすればいいのかなぁ・・・・なんて考えるけど、誰にも聞けないし答えは無い。というところではないでしょうか?

 

 

 

 さて、前回のお約束があると言った内容ですが、それは、必要最低限のお子さんの教育費は削ってはならない!ということです。

 えっ?「そんなことわかってる」って? 本当にそう言い切れますか?

 

 将来、お子さんの進学や希望する進路への用意もきちんと家計に組み込まれているあなたの家計は合格ですね。さすがです(^^)

 

 

 今はAグループの 学校教育費や塾、習い事の費目の話なのですが、せっかくなので言い添えておきます。

 

 将来必ずやって来るライフイベントで、一番時期がはっきり分かっていることがお子さんの教育関連です。生まれた時には、もう何年後には幼稚園、小学校、中学校・・・と決まってますよね。「ウチの子はいつ小学生になるんだろう・・・」なんてのは聞いたことがありませんよね。

子供の教育費についてだけは、一番取り組みやすい費目なのです。

 

 

 

 私が子育て中(娘が小学校入学した頃)に、ご近所の先輩方から言われた言葉で「今のうちにお金ためときよ~。中学生から万単位のお金がどんどん出ていくようになるよ~。」と言われたことがあります。

 正直まだピンときていませんでした。実感がなかったことが大きな要因ですが、『その時がきたら、なんとかなるし、なるようになるわ』・・・なんて気楽に考えていたのです。娘は専門学校こそ出たものの、少々見通しが甘い家計となっていました。私がまだFPではなかった頃のお話です。

 

 

 余談ですが、この上記の言葉の意味、これは、努力して備えをしたうえで言い放ってもいい言葉とわかります。なにもしないうちから、こんな事言ってもそれは放任でしかないでしょう。後になってわかる・・・こんなこと人生にはたくさんありますが、失くしたお金は戻せませんね。

 

 

  今日のまとめは、固定費といえども「必要最低限の教育費は削ってはならない」ということでした。 

 

 次は大きな固定費である「住居費」についてです。(続く)

 


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