2015年のお金と暮らし(6)

 

 

「住居費の見直し」借家の場合

 

 

 

 

 

 あなたの住居は持家ですか?借家ですか?そして、一戸建てですか?それともアパートやマンション?市営や県営の住宅でしょうか? 簡単に住居といってもその種類は多様ですね。

 また人によっては、社宅や寮生活であったりもしますが、ここでは「家賃」というお金を毎月支払っている方のお話です。

 

 

 住居というのは私たちの体や財産を守ってくれる大きな箱です。雨風を防ぎ寒さや外敵から身を守り、安心して眠れる場所でなければなりませんし、英気を養う心地いい空間でなければなりません。

ですから、毎月の支出で一番大きい住居費=「家賃」であっても、その価値を考えれば当然のことでしょう。しかし、考えておかなければならないこともあります。それは、たとえ収入が下がっても、住んでいる以上は毎月定額を払い続けなければならないモノだということです。

 

 

 

 あなたが住まいを考えるとしたら、どのような決め方をなさいますか? 立地、環境、学校や職場までの距離、間取りなど、色々考慮することがありますが、これらの条件が、ひとつふたつと整って『この金額ならなんとかなりそうだ』・・・という予算設定が多いように思います。

 

 

 また、これから住み替えのために、お引越しをしようとしている方でしたら、現在の家計収支と照らし合わせて考えることができますが、これから一人暮らしをしようとお考えの方の場合だと、予算の立て方すら不明であるわけです。

 

 

 もし、あなたが独身お一人様の場合。所得が自由に使える身とあって、ライフスタイルは多様です。ですからご自分がどのような生活を送りたいのかをよく棚卸してみることです。家賃のために我慢することが増えてしまいストレスを抱えてしまいがちになりますからね。 決して「見栄」を張らないことです。

 

 また、人生には”お金の貯め時”が、3度あります。ひとつはこの独身時代ですから、毎月の貯金もきちんとしていってほしいと思います。

 

 

 さて、では住居費にかけてもいいとされる金額ですが、一般的に上限は所得の30%までです。ここで間違えないでほしいのは「30%かけて良い」ということではありません。このような話をしたときに「じゃあ、私はまだもう少し高いお家賃のところでも大丈夫ね。」というお返事が返ってきたことがあって、私は言葉に詰まったことがあります。

 

 

 この割合は、家族構成や、その他の支払(ローンなど)もよく考慮しなければならない訳なので、上限は存在するものの下限はありません。

家賃が高いからイイ生活でもなく、安いから貧しい、という訳ではないですよね。 私のところにご相談にいらした方には、他の費目や将来的な展望を考慮してアドバイスさせていただくので、設定割合は実際には、もう少し低いことがほとんどです。

 

 

 

 賃貸住宅は、飽きたら引っ越せるという手軽さが魅力ですが、将来、年金生活になったときに心配ですね。例えば、家を購入しなくても、やがて親から譲ってもらえる家があるから老後はそこで・・・というのなら別ですが・・。

 

 

 ちなみに、私の住んでいる地域は全体的に、とても家賃が高いところです。

 不動産業の方の話しによると、入居しやすい郊外のファミリーマンションより、特に1LDKという作りは戸数も少ないため、他の間取りよりは高値とのこと。『なるほど』情報誌を見て驚いたことがありました。

 

 

 都会のように少々高くても、それなりに所得が多ければまだマシだと思うのですが、あいにく県民の所得は驚くほど低いんです。 

 所得が低いなかで家賃は高い、さらに一家に一台、あるいは一人に一台、自動車を持っている地域ですから、やりくりは大変なところです。所得を増やすしか方法は無い為、女性のほとんどは共働きです。だから賃貸よりは持家志向となるのでしょうか・・・。

 

(続く)

 

 次回は持家の場合です。

 2015年のお金と暮らし(7)