2015年のお金と暮らし(10)

 

    「教育費」に関する制度

 

 

 

 少し更新が遅くなりました。今日は教育費に関する制度についてです。

 

 

  人生の3大支出のうちのひとつに「教育費」がありました。

 大学には、なかなか行かせてあげられない・・・というご家庭もあり、奨学金を借りたり、学費をアルバイトして稼ぎながら通学したり、とお子さん自ら頑張っていらっしゃることも多いようです。

 

 奨学金制度はありがたい制度ではありますが、社会人になって、長い長い年月をかけて返済をしなくてはなりません。いわゆる借金ですからね。

これは、無職の状態だろうがフリーターだろうが、返済しなくてはならないお約束のお金です。コツコツ大変ですが、頑張って!というしかありません。

 

 

 さて、こうした教育資金について、最近ある制度があります。

それは「教育資金一括贈与」です。ご存じの方も多いかと思いますが、これは直系尊属からの教育資金贈与を1500万円まで非課税にするという制度です。

例えば祖父母が孫の将来の教育資金を先に贈与する・・・・というようなことですね。金額は先述のとおり、1500万円まで。孫が30歳までに使いきれなかったら残金に贈与税がかかる、というしくみです。

 

 

 この1500万円の内訳は、学校の授業料など教育を受けるために必要なお金で、金融機関から支払いがなされることになっています。(自分たちで自由に引き出して使うことはできません。)そして、習い事など学校教育に関係しないことにも、このうちの500万円までなら認めてもらえます。

これは、H25からH27年12月までの制度で相続税対策のひとつ。使う?使わない?はご自由ですが、孫の承諾なしに、祖父母が勝手に口座を開設することはできないことになっていますのでご注意を!

 

 

 となると、そこそこ孫が意思表示できる年齢であることが必要になります。

そして、受贈者は30歳未満であること。30歳時点で残ったお金には贈与税がかかること。など、ルールと照らし合わせて金額を決めなければなりませんね。

孫へのプレゼントが迷惑だった、なんてことがありませんように・・・。

 

 

 この制度使うかどうか?という点については、暦年課税の非課税枠(110万円迄)と合わせて考えましょう。

 学校教育費以外にも使って欲しいとか、年間110万円以上の出費でなければ、その年ごとに少しずつ贈与しても、口座開設などの手間はかかりませんよね。しかも一括贈与は今年末まで。今からでは孫の年齢によって大学入学など大きいお金が必要な家庭に限られてくるのかなぁ・・・と思います。

 

 

 この制度、損?得? あなたならどうしますか? 

(続く)

 



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