
「お付き合いのお金はいくら?」
家計費目最後のグループです。
このDグループは、たまにしか発生しないけれど、決して削ることのできないお金です。例えば、医療費。でも、もし持病などで継続的に治療が必要な場合の治療費は固定費にいれておくことになります。ですから、ここはあくまで、ふいの病気や怪我の費用ということになりますね。
当然のことながら、節約はできません。お金をかけたくないならば健康には日ごろから注意するということでしょうか・・・。
そして、もうひとつ「冠婚葬祭」がこれにあたります。人付き合いのお金ですね。私hはマナー講師もしているせいか、ときどき聞かれます。「結婚式ではいくら包んだらいいでしょうか?」・・・・と。
この場合、自分の住んでいる地域の相場と一般的な相場とを比べてお考えになっている背景があるようです。 また、お相手が友人か知人か親戚かで金額も違ってくるものですね。
ちょっとファイナンシャルプランナーのアドバイスからは逸れますが、マナー講師としてアドバイス。
婚礼の場合でお話すると、もしお招きされた披露宴会場がホテルで、フルコースの料理だったら?と考えます。加えて引き出物をいただいて帰りますね?
例えば、一般的な相場が3万円と言われるのは、こうして出席の費用に加えて、お祝いとして、ご自分の財産からいくらか差し上げるお金を足すことから決まっていくわけです。(都会か田舎の集会所かで若干違う地域性はあると思いますが)
ですから、いくら相手とはそう親しくない知人関係であっても、それを下回る金額ではいけないのです。出席するだけで15,000円~20,000円はかかるだろうと思われる場合に10,000円ではダメだと言うことです。
招待状は早くに到着します。日程ともに準備をしておいてね、という意味ですヨ! こっそりケチっても、後々お付き合いの関係に影響していくようですよ。ご注意くださいね。
さて、話は戻します。
このグループは言うなれば予備費とも言いかえることができます。出費がなければ置いておきましょうね。
また、Dグループに入れるかどうか迷うモノのなかには、税金などの支払があります。だいたいの年間支払額が予想できる金額であれば、年払いという項目を作って振り分けるといいですね。年払いグループ・・・これは月々のグループ費目ではない、年払い保険料や受信料、年間購読料などで構成されます。年に一度の決算日に計算しましょう。家計にも決算は必要ですヨ!